SAGAスマート街なかプロジェクトとは

SAGAスマート街なかプロジェクトとは、佐賀市の中心市街地をAI/IoTなどの技術やデータ利活用を通じ 、利便性を向上させ過ごしやすい街を共に創っていこうという、佐賀市中心市街地振興室が主管するプロジェクトです。
近年、スマートシティやスーパーシティといった取組が全国的に広がっています。このプロジェクトでは、まず「街なか」というエリアに絞って小さく実証をはじめ、エリアの実態やニーズに適応できるような取組を展開し、そして様々なジャンルへと広げていくことをイメージしています。
また、デジタル技術の導入ありきではなく、これらの技術を地域のみなさんとどう使いこなしていくかをともに考える取組にしていきたいと考えています。

データを収集・整理し、組み合わせ、新しい情報価値を生み出す

デジタル技術を活用して、様々なデータを収集・整理する仕組みと、それらを組み合わせて新しい情報価値・サービスを生み出す仕組みを構築します。この仕組みを佐賀市の中心市街地と佐賀駅バスセンターに実装し、利便性と快適性の向上による街なかの活性化につなげます。

多機能型情報メディア(SAGA街なかメディア)
  • AIカメラや環境センサーなどのデータ収集機能も実装した、多機能型のデジタルサイネージを街なかの複数箇所に設置します。
  • 街なかの店舗やイベント情報、リアルタイムの気象データなどを掲載しています。
  • 令和4年度までの事業で、佐賀市中央大通り沿いに3基、佐賀駅バスセンターに3基、合計6基を設置しています。
都市OS(データ連携基盤)
  • 様々なタイプの異なるデータを集約し整理する仕組みを構築します。
  • 整理されたデータを組み合わせ、利便性の高い情報として、デジタルサイネージやウェブサービスとして市民の皆さまに提供します。
  • 取得したデータは積極的にオープンデータとして公開していきます。データは、市民共創や官民連携による中心市街地活性化につなげていくための利活用を模索します。
データ閲覧ダッシュボード機能
  • 取得したデータを地図やグラフに見える化(データビジュアライズ)します。
  • どの辺りにどの位の人がいるのか?街なかのリアルタイムな気象状況は?など、様々なデータを組み合わせ、人々の行動のきっかけになるような情報を生み出して提供します。

みんなで考え、みんなで創るプロジェクトに

スマートシティの取組は、世界中に広がりを見せ、全国的にも様々な取組がスタートしていますが、その歴史はまだ浅く、試行錯誤の状況で完成版と言えるお手本はありません。佐賀市では、このプロジェクトを、市民、事業者、来街者の皆さんと一緒に、小さな試行を繰り返し改善しながら創り上げていく積み上げ型の取組にしたいと考えています。ぜひ、皆さんの“参加”をお願いします。

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